胃腸科
1. 当院の胃腸科について
当院では、胃・大腸・肝臓・胆のう・膵臓など、消化器全体を総合的に診療しています。
腹部の不調から慢性症状、健康診断の異常まで、幅広く対応可能です。
- 内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)は 院長がすべて担当
- 鎮静剤を使わない、安全性を重視した丁寧な検査
- 痛みや不安に寄り添った診療を心がけています
「なんとなく調子が悪い」という段階でも、お気軽にご相談ください。
2. 検査
▼ 胃カメラ検査(経鼻・経口)
鼻または口から細い内視鏡を挿入し、食道・胃・十二指腸を観察します。
胸やけ・胃もたれ・黒色便・貧血などの原因を調べる検査です。
→ 詳しく見る(胃カメラ検査ページへ)
▼ 大腸カメラ検査(無鎮静・安全重視)
大腸全体を観察し、ポリープがあればその場で切除が可能です。
便潜血陽性・便秘・血便・腹痛が続く方に推奨される検査です。
→ 詳しく見る(大腸カメラ検査ページへ)
▼ 腹部超音波検査(エコー)
肝臓・胆のう・膵臓・腎臓などを調べる痛みのない検査です。
脂肪肝・胆石・腫瘍の早期発見に役立ちます。
→ 詳しく見る(腹部エコーページへ)
3. こんな症状の方はご相談ください
- 胃の痛み・胃もたれ・胸やけ
- 食事がつかえる・吐き気が続く
- 便秘・下痢をくり返す
- 血便が出た
- お腹が張る、痛い
- 体重が急に減った
- 健康診断で便潜血陽性
- 健診で「要精密検査」と言われた
- ピロリ菌が気になる
4. ピロリ菌検査について
当院では、
- 血液検査
- 尿素呼気試験
- 便中抗原検査
など、胃がん予防に重要なピロリ菌の検査・除菌治療に対応しています。
胃の不調がある方、家族歴がある方、
健診で指摘された方はお気軽にご相談ください。
5. 高砂市ABC検診との連携
当院では、高砂市胃がんリスク検診(ABC検診) の結果にも対応しています。
異常があった場合は、当院でそのまま胃カメラ・フォローアップが可能です。
「健診でD判定だった」「再検査が必要と言われた」など、
不安な点は何でもお聞きください。
・高砂市のがん検診(ABC検診)では、血液検査により胃がんのリスク評価が可能です(除菌前のみ対象)
・ピロリ菌検査結果と併せて、ご自身のリスクがより明確になります。(高砂市ホームページ がん検診等のご案内)
胃がんは症状が出てからでは早期発見できません。日頃からしっかり健診を受けておくことが重要です。
検査結果と診断
| A群 | ピロリ菌無し。慢性胃炎無し。 胃がん家系さえなければほぼ胃癌のリスクはありません。 |
| A’群 | A群とB群、E群が混在。内視鏡検査によりどの群であるかを鑑別します。※他市ではA’群はB群に入れられているため、混乱が生じております。 |
| B/C 群 | 胃がん低リスク群。ピロリ菌がいますので、内視鏡検査を行った後に要除菌。最低3年ごとの内視鏡検査が必要。 |
| D群 | 除菌は必要ありません。胃がん高リスク群。胃炎により胃粘膜が荒廃し、ピロリ菌が既に住めなくなっていますが、胃粘膜の萎縮により発がんリスクが高いため、毎年の内視鏡検査を推奨します。 |
| E群 | 既に除菌歴があり、高砂市ABC検診を受けられた方。現行検診では正確なリスク評価が困難なため、主治医とご相談をお願いします。 |
除菌後はリスクが大幅に低減されますが、一生涯リスクが完全になくなるわけではありません。
定期的なフォローを継続することが重要です。
胃癌リスク健診は簡単に採血で行えますが、一生に一度限りです。初回の結果が一生涯の胃癌リスクであるとお考え下さい。
※食道癌は比較的まれな疾患ではありますが、喫煙期間と飲酒量で発がんリスクが変わってきます。どちらかの嗜好がある方は3年に1回、両方とも嗜好される方は1〜2年に1回の検査をお勧めします。
6. 予約・お問い合わせ
当院の検査は すべて院長が担当 いたします。
丁寧で安全性を重視した診療をご提供します。
- TEL:079-447-3551
- 午前診・午後診どちらでも検査予約可能
- 初診の方もお気軽にお問い合わせください
- 伊保駅から徒歩5分/駐車場10台あり
お腹の不調は、早期の相談で解決できることが多くあります。
迷われている方も、どうぞ遠慮なくご相談ください。
| 診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
| 8:30〜12:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 15:30〜18:30 | ○ | ○ | ○ | ○ |
◆受付は5分前に終了致します。
住 所:〒676-0078
兵庫県高砂市伊保1−4−27
電 話:079-447-3551
駐車場10台完備

お気軽にご相談下さい。