内科

猛暑と熱中症対策:身を守るための大切な事

yoshiki

これまで夏バテや熱中症防止のために、夏場は塩分を摂取して、水やお茶は極力飲まないで、と啓蒙してまいりました。


「熱中症対策に水分を摂りましょう。」は大間違いです。】←へリンク。

🥤 以外と知らない! 正しい水分補給を


 TVではすぐ水を飲めというので、影響されて悪化する人が増えます。

去年説明した方でも、もう忘れてTVで言ってたからと、夏バテして来院する人が増えてきました。

本当に、高齢者へのTVの悪影響は計り知れません。お気を付けください。

🥵 今年の猛暑は特別です!


 しかし、今年の猛暑は異常です。


 特に、気温が36度を超えるときは、日中に生身で外出しないで下さい。

運動なんてもってのほかです!


 体温よりも外気温が高いと、うちわで扇いでも、フアンを付けても、扇風機を付けても、むしろ体に熱風を送る事になります。体を冷ますどころか、暖める事になります。

 日陰に入ってさえも、体は暖められるだけで、冷えません。冷房の効いた室内に入るしかありません。


今までに経験したことのない暑さです。

みなさん、くれぐれもお気をつけください。正しい知識で、この夏を乗り切りましょう!

ABOUT ME
鹿嶽 佳紀
鹿嶽 佳紀
医療法人社団 鹿岳胃腸科・内科 理事長
内科医として30年、たくさんの経験を積ませていただいています。これからも皆様に最新・最良の治療を提供していきます。また、地域の医療水準の向上に貢献できるよう、日々進歩する医療を常に学んでいます。野鳥とDIYが大好きで、最近の休日は、専ら庭の手入れです。
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